採用について@

 

はじめに

 

東興機械工業は、主に茨城県東海村や大洗町の原子力関連施設に設置されている各種機械設備等の保守点検(メンテナンス)を中心とし、関連する機器等の据付・改造工事を行っています。原子力開発の創成期から数少ない地元の企業として優れた技術力と、当社のモットー「安全・勤勉・誠実」実践による信頼力、更に日々の技術力向上の研鑚が高く評価されている会社です。

 

皆さんのご自宅にある自動車は購入後、1カ月点検、半年点検、1年点検…車検と様々な点検をしていますが何のための点検なのでしょうか?

それはもちろん自動車が走っている途中で壊れたり、エンジンがかからなかったりとトラブルにならないためではないでしょうか。

原子力施設や一般産業施設に設置されている機械設備も同じです。急に動かなくなれば、自動車とは比較にならないトラブルになることは皆さんも想像できると思います。

 

当社はクレーン、ポンプ、コンプレッサー等のモーターの回転する力で動く機械設備を特に得意としておりますが、一定時間稼働すればベアリング等の消耗部品の交換が必ず必要となります。機械設備は設置して終わりではなく整備しながら使用していく期間の方が圧倒的に長いのです。

そしてメンテナンスの技術は一朝一夕で身につくものではなく、またこれからもロボット等に代替することは難しく、産業施設があれば仕事がなくなることはない業種です。

 

今後とも、重要なエネルギー源である「原子力」の安全確保の一助となるメンテナンスを主体とし、一般産業施設機器のメンテナンス等をも目指しています。

 

当社の商品は、社員一人ひとりが身に着けた技術・技能・知識です。確かな技術の担い手として、あなたの力が必要です。

 

求める人物像

 

決して目立つ業務ではありません。成果も目に見えてあがるものではありません。技術・技能もすぐに身につくものではありません。社員の育成についても10年で現場を安心して任せられる技術者に育てる!と考えております。こつこつ努力を積み重ね、また辛抱強い方を求めています。また、人の話を十分に理解し、行動できる人を求めます。

 

社長からのメッセージ

 

原子力施設の関連機器をメンテナンスする会社です。

学生のみなさん。みなさんに当社の事業をご紹介するにあたって、まず最初にお伝えしたいことがあります。それは、私たちが創業以来、大切にしてきたこと。社是の一番最初に掲げている“安全”です。

 

当社の設立は昭和44年(1969年)になります。当時、日本原子力発電(株)が運営する東海発電所からクレーンの点検業務を受注するようになった創業者が回転機器を得意としていたことから、徐々に点検する機器の範囲を拡大。東海村や大洗町の原子力施設に付設されている関連機器の点検業務を行うようになりました。

 

業務を行う上で最も大切なのは、技術者の安全を守ることです。私たちは創業から現在まで、技術者の安全を何よりも優先して守り抜いてきました。安全な作業環境を確保した上で、点検技術の維持・向上に励み、厳しい基準が設けられている原子力施設の付設設備の点検業務を行ってきたのです。

 

機械を分解して部品を交換し、また組み立てる。

機電系の技術を活かせます!

 

当社が点検業務を手がけている設備は、クレーンやポンプ、空気圧縮機、送風機などの機械類です。点検・整備時には設備を分解して不具合がないかを確認したり、新しい部品に交換。再び、元の状態に組み立てます。

 

そのため、当社には機械に触れることが好きで、機械系や電気系の学問を学んできた社員がたくさんいます。そして、多くの社員が「自らの技術を用いて、機械の点検・整備業務ができる」という楽しさを感じています。

 

原子力施設の安定運転を支える―私たちの誇りです。

 

私たちは、原子力施設をはじめとして、様々な顧客施設の安定運転を根底で支える“縁の下の力持ち”です。設備機器の点検業務を通じて、お客様、そして地域の皆様に貢献できることに何よりも大きな誇りを感じています。今後も技術・技能の維持・向上を目指し、お取引先や地域の皆様から“信頼され求められる会社として存続していくこと”をビジョンに掲げ、全社員が一丸となってビジョン達成に取り組んでいきます。

 

【代表取締役社長/相澤 祐一】